九喇嘛(九尾)が復活!何故ヒマワリへ?
尾獣は死なない
十羅から逃げる際に、突如としてヒマワリの前に現れた九尾。この九尾は自ら”九喇嘛”と名乗り、ナルトの中にいた九喇嘛と同一であることが判明しました。
九喇嘛によれば、尾獣にとって死は永遠ではなく、肉体や魂が滅んでもどこかに必ず”因子”が発生して復活するとのこと。この因子がいつどこに発生するのかは誰にも分かりませんが、九喇嘛の驚きようから今回の因子の発生が異例の早さだったことがわかります。
ヒマワリに九喇嘛が宿った理由
九喇嘛の因子がヒマワリに宿った理由は九喇嘛にも分からぬようですが、九喇嘛は以下の2つの可能性を挙げました。
- 生まれながらに九喇嘛のチャクラの片鱗を受け継いでいた
- ヒマワリに流れるうずまき一族と日向一族の血がたぐり寄せた運命
ただ、2つ目の血筋がたぐり寄せた運命なら、兄のボルトも同じ条件なので、その可能性は低いでしょう。となると、ヒマワリは生まれながらに九喇嘛のチャクラの片鱗を受け継いでいたことになります。とはいえ、これは九喇嘛の仮説に過ぎず、その真偽のほどはわかりません。
ヒマワリは大筒木の転生者か?

ヒマワリが大筒木の転生者である可能性は、血筋と”九喇嘛のチャクラとの親和性”にあります。まず、ヒマワリはうずまき一族のナルトと、日向一族のヒナタの娘です。
ここからさらに先祖を辿ると、うずまき一族は大筒木アシュラの子孫、日向一族は大筒木インドラの子孫でもあります。ちなみに、アシュラとインドラは大筒木ハゴロモ(六道仙人)の子供、ハゴロモは大筒木カグヤの第一子です。なお、ナルトはアシュラ、サスケはインドラの転生者という繋がりもあります。
そして、カグヤには大筒木ハムラという第二子もおり、日向一族はハムラの子孫でもあるのです。その日向一族の直系であるヒナタには、ハムラのチャクラが受け継がれています。そのため、ヒナタの子供のヒマワリにもハムラのチャクラが受け継がれている可能性があります。
次に、九喇嘛のチャクラとの親和性については、ヒマワリに対する九喇嘛の発言にヒントがありました。それは、ヒマワリのチャクラは歴代の前任者たちの誰よりも九喇嘛との親和性が高く、ナルトをも凌駕するというもの。
ナルトはアシュラの転生者であり、十尾由来の能力を強く受け継ぎました。これを超える存在となれば、千手(うずまきの遠縁)、うずまき、うちは、日向、大筒木の一族くらいに限られます。
ヒマワリには、その内の4つの血が流れていることになり、それだけでも相当なポテンシャルを秘めている可能性が考えられます。これまでにうずまき一族と日向一族が交わったという例が他にないとは言えませんが、未だ語られていないため可能性は低いでしょう。
過去に登場した人物だと、大筒木一族のハゴロモ(六道仙人)とカグヤくらいです。中でも、ハゴロモは大筒木一族と十尾の特徴を遺伝により持ち合わせており、血筋ではかなりヒマワリに近い存在だと言えます。
しかもハゴロモは十尾の人柱力だったという点でも似ています。しかし、ハムラとハゴロモ共にヒマワリとは性別が異なりますし、カグヤは正確には死亡していません。それゆえ、まだ登場していない大筒木一族の誰かがヒマワリに転生した線が濃厚です。
次巻(4巻)の発売日、最新話(第13話)までのネタバレ
次巻(4巻)の発売日は?
現在の「BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-」の最新話は、Vジャンプ10月号に掲載されている第13話。
これまでの「BORUTO/ボルト」の単行本は通常4話ずつ収録されているので、恐らく次巻は第13話〜第16話までが収録されるものと思われます。現時点では、次巻(4巻)の発売日は未定です。
最新話(第13話)までのネタバレ
ボルトとサラダを追撃した十羅は左の棘魂(とげだま)を回収し、足早にアジトへと戻ります。十羅がアジトの中央にある黒い立方体の台座のようなものに棘魂を置くと、みるみるうちに棘魂に向かって神樹が伸びていき、次の瞬間にはそこに左の姿がありました。
どうやら棘魂は左の復活に必要だったようで、左は記憶も引き継いでいるようです。棘魂は神樹にも新たに1つ実っており、祭が収穫します。その際、祭はどんな奴が出てくるのかと発言し、十羅はまた名前を考えないとなとの発言をしました。
その一方、里を抜けた際のボルトの過去が明らかになります。ボルトは忍の追っ手に追いつかれそうになり、八方塞がりだったところを果心居士に助けられていました。そこでボルトは、果心居士が大筒木イッシキとの戦いで得た新たな能力”十方”というものについて知らされます。
それは、起こりうるすべての未来の光景を見れるという神術の1つで、この能力を使えばボルトの修行を効率化できるとのこと。果心居士が十方で未来のボルトが習得済みの技や術を見て、現在のボルトに伝授できるからです。
また、十尾が人神樹として姿を現すことに加え、木にされたサスケを救う方法についても教えられるとのことでした。