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BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-漫画3巻ネタバレ解説と考察。ヒマワリに九尾が!

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「BORUTO -ボルト- -TWO BLUE VORTEX-」©池本 幹雄,岸本 斉史
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解説と考察

ボルトは大蛇丸と繋がっている?

「BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-」第9話にて、ボルトと果心居士が待機していた場所。壁や柱がダイヤカット柄で、灯は蛇の形といったかなり特徴的な建物です。こうした建物の特徴は、過去に関連作品に登場した場所と酷似しています。

それは、「NARUTO―ナルト―外伝~七代目火影と緋色の花つ月~」に登場する大蛇丸のアジトです。ダイヤカット柄の壁から蛇の形の灯、建物の構造まで非常によく似ています。ここまで似ているのはとても偶然とは思えず、これは再び大蛇丸を中心に、”鷹”のメンバーやヤマト、ミツキの兄の登場を示唆しているのかもしれません。

そもそもいくらサスケとはいえ、里抜けの状態でボルトを連れての行動には限界があります。左目の輪廻眼を失っている時点でサスケにかつてのような戦闘力はなく、決して無理などできません。それなのに里の外での生活を3年間も送り、サスケはボルトに自身の持つ全ての技と流儀のほぼ全てを伝授しています。こうした生活を安全に送れていたことを踏まえると、サスケたちには後援者がいた可能性が高いでしょう。

そして、その後援者こそ大蛇丸なのではないかと推測します。ボルトと果心居士の待機場所が大蛇丸のアジトに酷似、大筒木イッシキとの戦闘で重症を負った果心居士が復活している、という点からも大蛇丸の関与が濃厚です。人造人間である果心居士を治せる人物は限られており、製作者のアマドの元を離れた今や、綱手か大蛇丸くらいしかいません。しかし、果心居士が木ノ葉の里の綱手を頼るのは難しいため、大蛇丸を頼った可能性が高まります。だとすると、里に戻ったボルトが果心居士と行動を共にするのも納得がいきます。

また、第12話の左との戦闘でボルトは、”風遁・突破”で左を吹き飛ばしましたが、この術はミツキがよく使用するものです。それ以前は、大蛇丸が使用していた術(風遁・大突破)でもあります。ここでもまたボルトと大蛇丸の繋がりが垣間見れます。

九喇嘛(九尾)が復活!何故ヒマワリへ?

尾獣は死なない

十羅から逃げる際に、突如としてヒマワリの前に現れた九尾。この九尾は自ら”九喇嘛”と名乗り、ナルトの中にいた九喇嘛と同一であることが判明しました。九喇嘛によれば、尾獣にとって死は永遠ではなく、肉体や魂が滅んでもどこかに必ず”因子”が発生して復活するとのこと。この因子がいつどこに発生するのかは誰にも分かりませんが、九喇嘛の驚きようから今回の因子の発生が異例の早さだったことがわかります。

ヒマワリに九喇嘛が宿った理由

九喇嘛の因子がヒマワリに宿った理由は九喇嘛にも分からぬようですが、九喇嘛は以下の2つの可能性を挙げました。

  • 生まれながらに九喇嘛のチャクラの片鱗を受け継いでいた
  • ヒマワリに流れるうずまき一族と日向一族の血がたぐり寄せた運命

ただ、2つ目の血筋がたぐり寄せた運命なら、兄のボルトも同じ条件なので、その可能性は低いでしょう。となると、ヒマワリは生まれながらに九喇嘛のチャクラの片鱗を受け継いでいたことになります。とはいえ、これは九喇嘛の仮説に過ぎず、その真偽のほどはわかりません。

ヒマワリは大筒木の転生者か?

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ヒマワリが大筒木の転生者である可能性は、血筋と”九喇嘛のチャクラとの親和性”にあります。まず、ヒマワリはうずまき一族のナルトと、日向一族のヒナタの娘です。ここからさらに先祖を辿ると、うずまき一族は大筒木アシュラの子孫、日向一族は大筒木インドラの子孫でもあります。ちなみに、アシュラとインドラは大筒木ハゴロモ(六道仙人)の子供、ハゴロモは大筒木カグヤの第一子です。なお、ナルトはアシュラ、サスケはインドラの転生者という繋がりもあります。

そして、カグヤには大筒木ハムラという第二子もおり、日向一族はハムラの子孫でもあるのです。その日向一族の直系であるヒナタには、ハムラのチャクラが受け継がれています。そのため、ヒナタの子供のヒマワリにもハムラのチャクラが受け継がれている可能性があります。

次に、九喇嘛のチャクラとの親和性については、ヒマワリに対する九喇嘛の発言にヒントがありました。それは、ヒマワリのチャクラは歴代の前任者たちの誰よりも九喇嘛との親和性が高く、ナルトをも凌駕するというもの。ナルトはアシュラの転生者であり、十尾由来の能力を強く受け継ぎました。これを超える存在となれば、千手(うずまきの遠縁)、うずまき、うちは、日向、大筒木の一族くらいに限られます。

ヒマワリには、その内の4つの血が流れていることになり、それだけでも相当なポテンシャルを秘めている可能性が考えられます。これまでにうずまき一族と日向一族が交わったという例が他にないとは言えませんが、未だ語られていないため可能性は低いでしょう。過去に登場した人物だと、大筒木一族のハゴロモ(六道仙人)とカグヤくらいです。中でも、ハゴロモは大筒木一族と十尾の特徴を遺伝により持ち合わせており、血筋ではかなりヒマワリに近い存在だと言えます。

しかもハゴロモは十尾の人柱力だったという点でも似ています。しかし、ハムラとハゴロモ共にヒマワリとは性別が異なりますし、カグヤは正確には死亡していません。それゆえ、まだ登場していない大筒木一族の誰かがヒマワリに転生した線が濃厚です。

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