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【青の祓魔師】27巻ネタバレと感想。サタン復活!しえみVSアマイモン!

作品紹介

【青の祓魔師】27巻ネタバレ解説。史上最大の兄弟喧嘩へと発展した燐と雪男の戦いは止まるところを知らず、より一層激しさを増していきます。また、ついにサタンの憑依体が完成し、物質界の破壊が開始されるのでした。そんな中、しえみは最後の試練として”アマイモン”を調伏しようとしていました……。
©加藤和恵/SHUEISHA, ALL RIGHTS RESREVED.
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 【青の祓魔師】27巻ネタバレ

兄弟喧嘩

「青の祓魔師」出典:Amazon.co.jp

何としても雪男を連れ帰りたい燐と、サタンが寄生する自分を燐に殺させたい雪男による史上最大の兄弟喧嘩は、収まるどころか より一層激しさを増していきました。

雪男はサタンの力を持つ燐と対等に戦うため、アルムマヘル銃を燐に撃ち込み激しい拳の戦いが繰り広げられていきます。

アルムマヘル銃とは、聖水の源アルムマヘルの結晶から揮発する”黒い炎”を弾丸状にして射出するものであり、悪魔の血が流れる燐には力を抑制する効果を持つ。

燐と雪男は激しい殴り合いを繰り広げながらも、今まで口にすることのなかった胸の内を吐き出しました。

燐も雪男も1人で抱え込んで互いを頼ろうとしなかったことから、ここまで強くなれたのはお互いの存在あってこそだったと認識します。

そして、雪男は何かと託けて隠してきた自分の弱さを認めました。

ついにサタンが憑依体を入手

燐と雪男の兄弟喧嘩によって墜落し、激しく損傷したイルミナティの船艦。

中には誰も残っていないと思われたものの、四大騎士(アークナイト)の1人であるドラグレスク博士が発見されます。

ドラグレスク博士は、「偉大な研究を成し遂げた」と不敵な笑みを浮かべ、ライトニングに船艦の格納庫を調べるよう促します。

ドラグレスク博士のあまりにも怪しげな様子から、格納庫は開けないことにしたライトニングでしたが、突如として上がった大きな音と共にドアが蹴破られ、格納庫の中から人が姿を現しました。

それはついに完成したというサタンの憑依体であり、その姿はなんと藤本獅郎そのものでした。

するとその時、憑依体と目が合った雪男の左目は光を放ち炎を宿します。

それは再びサタンが戻ってきたことを意味していました。

そこへ八候王(バール)の”光の王ルシフェル”を筆頭に、”火の王イブリース”と”腐の王アスタロト”と”水の王エギュン”までもが現れ、またしても雪男を捕らえます。

サタンが寄生した雪男は憑依体を見ないよう左目を隠していましたが、ふと何か閃いた様子を見せたかと思うと、自ら左目を開けて憑依体と目を合わせたのです。

しえみの試練”アマイモンを調伏”

奔星の扉(ほんせいのとびら)で試練を続けていたしえみは、最後の試練を与えられていました。

それは、八候王(バール)の”地の王アマイモン”を調伏して従わせること。

かつて創造皇(シェミハザ)は、地の王によって荒らされた大地を守るため、自らの肉体を捨てて結晶となった。
そして、創造皇は地の王への慈悲から下僕になる代わりに地の王の”自我を残した”のだった。

実はアマイモンの現在の姿はその時に残された自我の部分であり、残りのアマイモンは結晶としてシェミハザの結晶の中に封印されています。

しえみの教導霊で前創造皇の祖母によれば、しえみに足りないのは自信のみであり、基本は全て身についているとのことでした。

祖母は、この試練を乗り越えれば”手に入る”と言い残し、消え去りました。

一部始終を見ていたアマイモンは、しえみが後継ぎだったことに驚きながらも、怖がる様子もなくしえみに立ち向かいます。

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【青の祓魔師】最新話(132話)までのネタバレ

次巻(28巻)の発売日は?

現在発売されているジャンプSQに連載されているのは第132話。

【青の祓魔師】の単行本はいつも5〜6話ずつ収録されているので、恐らく次巻は第132話〜136話・137話までかと思われます。

そしてその次巻(28巻)の発売日は、現時点ではまだ未定となっております。

※ちなみに、現在ジャンプSQで連載中の【青の祓魔師】は、8月4日の9月号より8ヶ月の休載期間に入ることが発表されました。

SQ.本誌や公式Twitterをご覧の方はすでにご存知かもですが、
ジャンプSQ.での青エクの連載を勝手ながら8ヶ月間休載します
本当に申し訳ありません…!!
(加藤)1/4

— 加藤和恵 公式 (@katohhhhhh) July 2, 2021

最新話(第132話)までのネタバレ

聖十字騎士団は、サタン率いる悪魔集団との戦いに苦戦を強いられていましたが、創造皇(シェミハザ)の加護を受けて状況は一変します。

創造皇の作り出す境界領域”エンペイラ”と、創造皇の結晶を織り込んだ特級魔防御装を付与されました。

創造皇の境界領域”エンペイラ”は触れた生物を朽ち果てる能力を持ち、特級魔防御装は創造皇の結晶の効果によってどんな攻撃も防ぐというもの。

そのおかげもあって祓魔師たちは無傷で戦うことが可能になったものの、創造皇の結晶は使用者に多大な負担をかけるため、1時間が限界とのこと。

そんな中、メフィスト(時の王サマエル)が率いる対・魔神封殺軍に、本来中立の立場である”蟲の王ベルゼブブ”や創造皇に召喚された”地の王アマイモン”も加わります。

そして、ベルゼブブは蟲の眷属を、アマイモンは地の眷属を撤退させ、彼らは魔神サタン軍には加勢しないことを宣言したのです。

これによってサタンの呼び出した悪魔の何割かを減らすことはできましたが、サタンは自身についていた腐、火、水、光の眷属が祓魔師に味方することや、自分よりも息子たちの命令を優先する悪魔たちに苛立ちを露わにしました。

燐や雪男たちもそれぞれの部隊に配属され、ついに魔神サタンとの戦いに挑みます。

燐は自らの意思で再び悪魔の力を呼び出して降魔剣を抜刀し、サタンスラッシュを繰り出しますが、たった一息でサタンによって燐の攻撃はかき消されてしまいました。

それどころか、燐にとって悪魔の力のコントロールはまだ難しく、飼い慣らすとしながらも炎と共に凶暴性が露わになっていきます。

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しえみは次期創造皇だった

史上最大の兄弟喧嘩へと発展した燐と雪男にはヒヤヒヤさせられたものの、やっと互いに本心を打ち明けることができました。

これまでずっと自分たちは正反対だと思っていた燐と雪男が、実は互いを思い過ぎるがあまりに1人で抱え込んでいた共通点があったり、お互いの存在が自分を強くしてくれていたことを認めることができたのはとても感動的でした。

何よりも雪男が闇落ちすることもなく自分の弱さを認めて、自らの意思で聖十字騎士団に戻り、そんな雪男を誰1人として責めることもなく勝呂たちがいつも通り迎え入れてくれたことには愛情を感じます。

確かにサタンが寄生したとはいえ雪男がしてきたことは最低であり、彼が負い目を感じるのも当然ではありますが、それでも勝呂たちが暖かく雪男を迎えてくれたのは以前の彼の本当の姿を知っているからでしょう。

また、サタンの憑依体がついに完成し雪男は自らの意思でサタンを憑依させましたが、これも決して雪男がサタンに飲まれたわけではなく、計算高い彼なりの考えがあってのことだと思われます。

雪男には一体どんな考えがあるのか、ついにやって来た魔神サタンとの戦いはどんな展開を迎えるのか今後が楽しみです。

さらに、これまでずっと謎だったしえみについても次期創造皇(シェミハザ)であることが判明しました。

しえみについてはこれまで考察してきたように、創造皇になるべく祓魔師の道を諦め、新たな形でみんなをサポートすることを選んでいました。

仲間思いのしえみらしい決断ですが、かつて燐を追い詰めた”地の王アマイモン”を相手取ってしえみに勝ち目はあるのか少し不安が残ります。

まだ全貌が明らかにはなっていない創造皇の能力や、しえみの創造皇としての素質についても非常に気になるところ。

前創造皇であるしえみの祖母の「この試練を乗り越えれば手に入る」とは、アマイモンのことなのか、はたまた別の何かが手に入るのか、この辺りも注目ポイントです。

燐がこれまでずっと目標にしてきた”サタンをぶん殴る”時がついに目前に迫り、以前に比べてグンと成長した燐や雪男たちとサタンの戦いが始まる【青の祓魔師】から目が離せません!

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