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「BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-」漫画1巻ネタバレ解説と考察。青年期編スタート

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「BORUTO -ボルト- -TWO BLUE VORTEX-」©池本 幹雄,岸本 斉史

「BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-」漫画1巻ネタバレ解説と考察。

本作は、「BORUTO-ボルト–NARUTO NEXT GENERATIONS-」20巻の続編にあたり、作品タイトルが「BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-」に変わって青年編へと突入しました。

カワキと立場が入れ替わったボルトが、師匠サスケ譲りの強大な力をつけて舞い戻ります。

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「BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-」漫画1巻あらすじ

木ノ葉の里ではボルトとカワキの立場が逆転し、かつてのボルトとカワキの記憶を持つ者は、”全能”が効かないサラダと委員長だけ。ボルトは反逆者として追われる身となり、カワキは七代目火影ほかげナルトの子となりました。

これはエイダの全能の力を通して、カワキの願望を具現化した結果でした。里から脱出したボルトにはサスケが同行していますが、これは記憶を改ざんされたサスケをサラダが説得したからです。

サラダはボルトが里に戻れるよう、八代目火影のシカマルに状況の説明を続けます。ところが、サラダがいくら説明してもシカマルが理解を示すことはなく、過去の記憶を持つサラダの方が問題児扱いされる始末でした。

そんな中、木ノ葉の里にコードが大量の爪アカを率いて現れます。真っ先にコードと対峙したのはサラダで、サラダはコードに目的を尋ねました。

すると、コードはボルトを呼ばせるために来たことを明かし、サラダを痛めつけてボルトを呼び出そうとします。しかしそこへボルトが現れ、サラダは無事でした。

どうやらボルトの目的もコードだったようで、ボルトは爪アカを1匹残らず始末して十尾の本体の元へ連れて行くようコードに求めました。そんなボルトのいつになく強気な態度に苛立つコードは、ボルトの要求を無視して先手を仕掛けます。

ボルトはコードが出した爪アカをサスケの刀で一網打尽にすると、今の十尾の状況を説明します。それは、コードが十尾に変化を加えたことにより、十尾の自我が芽生えつつあるというものでした。

その後、ボルトは”螺旋丸 渦彦うずひこ“という新技でコードを圧倒するもカワキの邪魔が入り、撤退を余儀なくされます。ボルトが避雷神ひらいしんの術でやって来たのは、コードが隠す十尾の本体がある場所でした。

とはいえ、すでに十尾の自我は目覚めており、ボルトは肩に隠したカエルを通じて何者からの撤退命令を受けます。ボルトが撤退した先には、果心居士と神樹に取り込まれたサスケの姿がありました。

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全能の力の謎

全能は大筒木の神術のひとつ

全能という力には何もかもを具現化する絶対の意思があるということが、「BORUTO-ボルト–NARUTO NEXT GENERATIONS- 」20巻の第79話で判明しています。これは全能の力を持つ者の願望が具現化されることであり、エイダの魅了も全能の一部に過ぎませんでした。

つまり、エイダの魅了が神術なのではなく、全能という力によりエイダの願望が具現化されたものが魅了だったのです。そのためエイダの願望が変わったり、別の人物が全能の力を持つと、また異なる結果になるでしょう。

サラダと委員長にだけ全能が効かない理由

全能という力が願望を具現化するなら、エイダの”魅了”は一部を除く人々を魅了する力だということになります。正確には、本音を話せる友達以外の人を魅了する力だったのかもしれません。

しかし、これまでエイダは友達になりたいと思う同年代の子供に会ったことがなく、皆に魅了が効くかのように見えていたのでしょう。実際、「BORUTO-ボルト–NARUTO NEXT GENERATIONS-」20巻の第76話での女子会では普通の友達が欲しいサラダと委員長に嘆いており、エイダは心底普通の友達を欲していました。

これらを踏まえて考えると、サラダと委員長に全能/魅了が効かないのはエイダがサラダと委員長とは普通の友達になりたいと願ったからだと推測できます。

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果心居士の再登場

果心居士のその後

果心居士は大筒木イッシキとの戦いで窮地に陥り、すんでのところで口寄せの術を使ってその場から脱出しました。この戦闘により、果心居士が伝説の三忍である自来也のクローンだということが判明しています。

しかし、それ以降の果心居士の情報はなく、消息も不明でした。

なぜボルトは果心居士といるのか

「BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-」第4話では、十尾の元から撤退したボルトを果心居士が待ち構えていました。ここで気になるのが、なぜボルトは果心居士と行動を共にしているのかということです。

そもそもボルトとカワキの立場が逆転した当初はまだ果心居士は消息不明だったはずですし、里を追われるボルトと消息不明の果心居士の接点が見つかりません。そこで考えられる可能性は、2つです。

まず1つ目は、ボルトと共に里を出たサスケが果心居士と引き合わせたパターン。元よりサスケは里に常駐するタイプではなく、里の外で情報収集をするなど、里の外の状況に精通しています。

そのためサスケは果心居士の居場所や状況を把握しており、早急に強くならなければならないボルトと果心居士を引き合わせた可能性が考えられます。

2つ目は、果心居士がボルトを捜していたパターンです。果心居士はイッシキとの戦闘で消息不明となりましたが、その戦闘からボルトが里を出るまでには結構な時間が経っているものと思われ、その間に果心居士が製作者のアマドとコンタクトを取っていたとしても不思議ではありません。

元より果心居士は製作者のアマドに忠実でしたし、戦闘離脱したともなれば真っ先にアマドに連絡するでしょう。もし本当に果心居士がアマドとコンタクトを取っていたのだとすれば、アマドがボルトを捜すよう果心居士に命じた可能性があります。

それというのもアマドの目的達成には、大筒木でもあるボルトが不可欠かもしれないからです。アマドの目的は12年前に亡くした娘アケビを生き返らせるためだったことが、「BORUTO-ボルト–NARUTO NEXT GENERATIONS-」19巻にて判明しています。

そこでカーマが人格の再現を可能にすることや、カワキの楔にアケビのデータが追加されていたことも明らかになりました。アマドがアケビを生き返すために楔を必要とするなら、大筒木で楔を持つボルトの存在も不可欠なのかもしれません。

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「BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-」次巻(2巻)の発売日は?

現在の「BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-」の最新話は、Vジャンプ3月号に掲載されている第6話。昨年の7月〜9月までの3ヶ月間は休載していたこともあり、「BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-」はまだ始まったばかりです。

これまでの「BORUTO/ボルト」の単行本は通常4話ずつ収録されているので、恐らく次巻は第5話〜第8話までが収録されるものと思われます。現時点では、次巻(2巻)の発売日は未定です。

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最新話(第6話)までのネタバレ

ボルトは師匠のサスケに稽古をつけてもらっており、この1年でサスケの持つ技と流儀のほぼ全てを身につけていました。そんな中、ボルトとサスケはコードと戦闘になり、サスケはボルトを逃がすために身を挺します。

そのおかげでボルトは脱出できたもののサスケは神樹に取り込まれてしまい、ボルトはサスケの刀を手に事態の収集を誓います。再び木ノ葉の里へと戻って来たボルトが向かった先は、サラダのところでした。

サラダはボルトを見るなり抱きつき、ボルトとの再会を心から喜びます。ボルトは帰りが遅くなったことを謝罪し、サスケの身に起きたことや、コードのせいで十尾が自我を持ったことをサラダたちに説明しました。

するとその時、ボルトの体に大蛇が巻きつき、ミツキが襲いかかります。一方、自我を持った十尾らは凄まじいスピードで成長を遂げていました。

十尾は4つの個体に分かれており、個体ごとに感受性まで生まれ、本能で標的ターゲットを選ぶようにまでなっていました。リーダー格の十羅ジュラはうずまきナルト、女性格のマツリは木ノ葉丸、サスケに酷似したヒダリはうちはサラダ、丸坊主の男性格はエイダを標的とします。

この十尾らのやり取りはエイダが千里眼を通じて把握しており、エイダはカワキに十尾の状況や目的を報告します。とはいえエイダの千里眼は十尾に見抜かれており、エイダ自身も十尾の標的とされてしまいました。

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