アニメ【進撃の巨人 The Final Season】69話ネタバレ。もう、かつてのような関係には戻れない。

「進撃の巨人 The Final Season」出典:www.amazon.co.jp

作品紹介

【進撃の巨人 The Final Season】69話「正論」ネタバレ。マーレ侵攻を終えパラディ島に戻ってきたエレンたち。ジークの真意が見えない以上、自由に行動させるわけにもいかずエレンは地下牢へ。イェレナたち義勇兵も拘束され、ジークは巨大樹の森でリヴァイの監視下にあります。さまざまな思惑が渦巻くなか、もう以前の良好な関係には戻れない104期生たち。

©諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
作品公式サイト:http://shingeki.net/
アニメ公式サイト:https://shingeki.tv/final/

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【進撃の巨人 The Final Season】69話「正論」あらすじ

地下牢の中、鏡に向かってエレンは「戦え、戦え」と口にしていました。

そこへやってきたハンジ。何と戦うの?二回戦うの?などしつこく話しかけてきます。

「何しに来たんですか!」と声を荒げるエレン。

するとハンジはこう言います。

「私は確信してた。君が、ヒストリアを犠牲にすることはないって」

2年前。

港が完成し、イェレナたち反マーレ義勇兵と調査兵団のメンバーが一堂に会していました。

イェレナはエレンとの1年ぶりの再会を喜びますが、リヴァイは「今後もおまえらとの接触はない」と立ちふさがります。

それでも、これから初めて外国の要人を迎えるとあってイェレナは上機嫌でした。

やって来るのはパラディ島唯一の友好国、ヒィズル国の特使キヨミ・アズマビトです。

キヨミは刀三本で三角形を形作った家紋を見せ、見覚えはないかとたずねます。

その文様はミカサの右腕につけられた印と同じでした。

自分の子どもにしか見せずに代々受け継いでいくのだと母から言われていたミカサは、幼いころエレンにだけそれを見せていました。

「その秘密はきっとこの日のためだ」とエレンに言われ、ミカサはそれをキヨミに見せます。

100年以上前、ヒィズル国将軍家の息子がパラディ島に滞在しているうちに戦争に負け、そのまま取り残されたこと、そしてミカサは失われた主の末裔、ヒィズル国の希望なのだとキヨミたちは喜びます。

いったん部屋を出たパラディ島の代表者たちは、ヒィズル国とのつき合い方について話し合いますが結論は出ません。

「今は黙って耳を貸すのみとしよう」

ピクシス司令の一言で皆部屋の中に戻ります。

そのときヒストリアが、なぜ手首の印をエレンだけに見せたのかとニコニコしながらミカサにたずねます。

「なんかうれしそうだな」と声をかけるエレンに、生まれのことで重い荷物を背負う者同士、ミカサが一緒ならこんな頼もしい人いないと屈託なく笑うヒストリア。

全員が席につくとキヨミは、今回のこの会合はジーク・イェーガーによって実現し、ミカサへの取り次ぎを条件にある取り計らいに賛同したと報告します。

かつてジークと密会した際、彼はパラディ島で手に入れた立体機動装置をヒィズル国側に渡しました。

それを動かすにはパラディ島でしか採れない「氷爆石」という未知の地下資源が使われており、自分に協力するならヒィズル国が再び大国に返り咲くほどの産業を手にするだろうとジークは言います。

つまり、ヒィズル国はパラディ島の資源を手に入れるために近づいてきたのです。

「それで、ジーク・イェーガーとの取り計らいとは一体なんでしょうか?」と問うヒストリアに対しキヨミは、「地ならし」でこの島を守るために必要な3つの過程があると話し始めます。

  • 1つ目は「地ならし」の実験的活用。

その力の一部を公開し、世界に破壊力を見せつけること。

  • 2つ目はヒィズルの介入。

「地ならし」が必要なくなるまでこの島の軍事力を世界の水準並みに底上げすること。

パラディ島の100年の遅れを取り戻すまでの間「地ならし」の機能を失うわけにはいかず、「始祖の巨人」の保有者と「王家の血を引く巨人」、その保有者両者の継続的な維持、それが3つ目の過程だとキヨミは言います。

つまり、ジークが「獣の巨人」を王家の血を引く者へと継承し、その者は13年の任期を終えるまで可能な限り子を増やすこと。

それを聞き、怒り、絶望、疑問……皆それぞれの表情を浮かべています。

ハンジが、こんな解決不能な問題を未来の子どもたちに残していいのか、いいわけがないと考えあぐねているとヒストリアが口を開きます。

「わかりました。私は「獣の巨人」の継承を受け入れます」

皆がうつむく中、エレンは「ジーク・イェーガーの計画は到底受け入れられません」と立ち上がり、「地ならし」に命運を委ねるのは危険、あらゆる選択を模索するのが最善策だと主張しました。

再び地下牢の中のエレンとその外にいるハンジ。

なぜ単独行動に出て島を危機に追い込んだのか、もうヒストリアはどうなっても良かったのかとハンジがエレンにたずねます。

「戦槌の巨人」を手に入れたエレンはいつでも地下牢から出ていけると言い、巨人の保有者であるエレンやジークを殺すこともできないハンジに何ができるのか、「他のやり方があったら、教えて下さいよ!」と詰め寄ります。

冗談めかしてその場から離れたハンジですが、内心は団長としての重圧に苦しんでいました。

そしてその頃、かつての明るさは見る影もないヒストリアは大きなお腹を抱え、夫らしい男性と暮らしていました。

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【進撃の巨人 The Final Season】69話「正論」ネタバレ

憲兵団の男たち数人がワインを飲みながら食事をしていました。

その中のひとり、ローグはヒストリア女王を巨人にしてジークを食わせるべきだったと振り返ります。

そして、「その辺の男と子どもを作った」とヒストリアを批判しますが、それをナイルがたしなめました。

相手の男は女王と同郷の出身で、子どもの頃いじめていたことへの罪悪感から、女王の運営する孤児院で下働きをしていたこと、それに気づいた女王の方から彼に近づいたことをナイルは説明しヒストリアを擁護します。

するとローグは、問題はなぜ今女王が身勝手な行動に出たかだ、と大きな声で言い始めます。

懐妊すれば巨人にされなくて済むとイェレナが助言したに違いないと。

「身重だろうと巨人にしちまえば……」というローグに、「女王の身になにかあればおしまいだ」とナイル。

「その正論で国は滅ぶのかもな」とローグは言い、マーレ人の給仕にワインの追加を指示します。

その給仕に1本のおすすめワインを手渡したのはニコロでした。

1年前。

エレンの発案で鉄道の敷設工事をしている104期生メンバーのもとへ、ハンジとリヴァイがやってきました。

ふたりは、皆に他国とも貿易を望む島の要求はヒィズル国に拒否され、「地ならし」とヒストリアの犠牲は避けられなくなったと告げます。

落胆する彼らにハンジは、「会いにいこう。わからないものがあれば理解しに行けばいい」とマーレへの潜入を提案しました。

工事現場からの帰り道。

馬車の荷台に乗る104期生たちはハンジの作戦について話しています。

あと5年と少しの寿命を考え継承者について話すエレンに、ミカサ、ジャン、コニー、サシャが次々と名乗りをあげますが、エレンは「オレはお前らに継承させるつもりは無い」と言います。

「お前らが大事だからだ 他の誰よりも… だから…長生きしてほしい」

出典:【進撃の巨人】27巻第108話「正論」より引用

皆が顔を赤らめ変な空気になったことに怒るジャンに、御者をつとめるアルミンが「ジャン、夕日のせいだよ」と声をかけます。

そして現在。

部屋に集まったミカサ、アルミン、ジャン、コニーは今回の義勇兵拘束について話しています。

調査兵団は義勇兵と近い関係にあるため、拘束については知らされていませんでした。

ジャンは、エレンが突然ジークの計画に乗った理由がわからず不信感を抱いています。

「あいつはエレンじゃない」とコニー。

もし自分たちよりジーク側につくとしたらエレンを切る覚悟をしておく必要がある、と言うコニーをミカサは「そんなことさせない」とさえぎります。

「エレンは誰よりも私たちを想っている。その想いが強すぎたから…あんなことに」

そういうミカサに今度はジャンが、以前のエレンならアルミンに軍港を破壊させたりミカサを前線に呼んだりしなかったと反論します。

「私たちが信頼されているから」というミカサに今度はコニーが、「俺たちが行かなければサシャが死ぬこともなかった」と続けました。

そしてジャンが止めるのも無視し、サシャの死を知ったとき、エレンが笑ったと口にしたのです。

そのことを知らなかったミカサとアルミンはショックを受けますが、アルミンは3人で話そうと提案しました。

エレンの目的がジークと同じだったらどうするんだ?と問うジャンにアルミンは、入手した巨人化の薬を使ってエレンの「始祖」を他の信頼できる誰かに継承させる選択もある、と答えます。

そのころ巨大樹の森では、部下を連れたリヴァイがジークとともに野営をしていました。

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【進撃の巨人 The Final Season】69話「正論」感想まとめ

今回はマーレ侵攻前と現在を行ったり来たりする展開でした。

それによりエレン、ヒストリア、そして104期生たちの変貌ぶりが明らかになり、見る側にとっては少しつらい展開になりました。

まずはエレン。

ヒィズル国のキヨミを迎えるまでは、無邪気なヒストリアに笑顔を見せるなどとてもあたたかい雰囲気でしたが、ヒィズル国がそのヒストリアを巨人にして王家の血を引く子どもをどんどん産ませると言ってからは恐ろしい形相に変わってしまいます。

もちろんそれは作中でミカサが言っているとおり、仲間を大切に思っているからこその行動なのでそこまでは理解できます。

しかし、マーレ侵攻へ舵を切ったエレンはもう以前のエレンとは違ってしまいました。

今回冒頭のハンジとのやりとりも、ハンジの質問には一切答えず、なす術のないハンジを責め、自分のやり方しか選択肢はないと叫びます。

本心を見せることを許さない、固い意志という言葉だけでは片づけられないほどの鋭い眼光で他者を寄せつけません。

そしてヒストリアです。

今回、彼女は衝撃的な妊婦姿を披露しました。

かつて、そのキラキラした愛らしさとやさしさでユミルを魅了し、ライナーに(結婚したい)と思わせた彼女から笑顔が消えてしまいました。

笑顔どころかその目には光すら宿っていないように見えました。

王家の血筋を絶やさない、ただそれだけのために子どもを産む道具として生きなければいけない運命。

ただし、キヨミとの会談で約束した「獣の巨人」の継承はまだ実行されてはいません。

この段階で懐妊したのは本人の意志なのか、それともローグがいうようにジークの延命を望むイェレナの入れ知恵なのか、はたまたエレンの作戦なのか。

今後のヒストリアがどうなるのか気になるところです。

さらに今回のハイライトともいうべきシーンが104期生たちの過去と現在の対比です。

お前らが大事だと顔を赤らめて言ったエレン。その言葉にジャンもミカサも赤くなったあの幸せだった日。

このシーンで特に印象的だったのはコニーとサシャのやりとりです。

誰がエレンの巨人を継承するべきかという話の中で、ミカサはアッカーマン家という特殊な一族(巨人にならない?)でヒィズル国との関連もあるのでなし、優秀なジャンは調査兵団を背負っていく人材なのでなし、となると消去法でオレしかいない、とコニーが言うシーンです。

コニーの発言をサシャが心底驚いたように「あなたはバカなんですよ」と否定し、今度は自分が引き継ぐというサシャにコニーが「お前はオレよりバカなんだから」と言い返します。

このときのふたりの「え?」は、お互い真剣なだけに最高に面白いかけあいでした。

でもその次のシーンで死んでしまったサシャに関する話題になり、結果的にその話がサシャもエレンも大事に思っているミカサを苦しめることになります。

そこへ聡明なアルミンが覚悟を決めて解決策を改めて提示しました。

つまり、エレンが味方でないなら殺すしかない、と。

今回1シーンだけ登場したニコロも、サシャと関わった人物で、今後どのようにストーリーにからんでくるのか楽しみです。

次回はいよいよガビとファルコのお話し。

敵だらけのパラディ島で彼らがどうなるのか、次回も目が離せません。

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