【BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-】アニメ9話・10話ネタバレ。
白眼が開眼したと考えたボルトは、ヒナタの実家である日向家へ確かめにやって来ました。
稽古となると手加減のできないヒアシに代わって、ハナビがボルトの相手をすることに。
しかし、ボルトに待ち受けていたのは残酷な現実で……⁉
また、”謎の影”についても徐々に解明され始めました。
【BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-】アニメ9話
白眼の開眼を確かめる
ボルトはハナビに稽古をつけてもらいましたが、意気込みとは反対に全く歯が立たず、やられてばかり。
しかし、ナルトが見ていることもあり、いつも以上に奮闘してみせます。
それでもボルトの戦いは、白眼が開眼しているとは思えないほどのものでした。
そのためボルトは白眼ではないと判断され、ナルトにいいところを見せられずにショックを受けてしまいます。
しかし、ナルトとヒアシはボルトが嘘をついていないことは見抜いており、ボルトの眼に起きている異変に注視していくことに……。
加えてヒアシは、先に白眼を開眼しているヒマワリにも何かあれば相談にくるよう付け加えたのです。
*ヒマワリの白眼の話は、アニメ第18話【うずまき家の一日】に収録されています。
謎の影、再び
【BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-】アニメ6話ネタバレ。ボルトたちの運命は⁉
夕飯が足りず商店街に買い出しに行ったボルトは、夜間訓練帰りのサラダに出くわします。
そこで、ボルトの好きな映画”カゲマサ”の役者が、謎の影に憑りつかれた状態で歩いているのを見つけ追いかけたのです。
辿り着いた先には、”カゲマサ”の面影もないほどに激太りした役者の姿があり、どうやらその体型のせいで続編が中止になったことを怒っているようでした。
体型が変わったとはいえ、相当な実力者のカゲマサに押され気味だったボルトを、駆けつけたサラダが助けます。
サラダに謎の影のことを聞かれたボルトは、どうせ信じないだろと思いながら話しましたが、サラダは計画通りにと言ったのです。
サラダは、ボルトが嘘つきではないことを知っているため、ボルトを信じて共に戦うことを決めたのです。
その後、ボルトとサラダは連携技を駆使しカゲマサを止めることに成功しました。
この件から、ボルトはカゲマサの決め台詞にある「言葉より行動で示せ」という言葉に特に感銘を受け、行動に移せばいいと吹っ切れた様子を見せたのです。
【BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-】アニメ10話
職場体験
ボルトは、謎の影を”ゴースト”と名付けました。
ナルトたちも本格的に調査に乗り出したことで、ボルトは「何としても先に見つける」と意気込みます。
*
アカデミーでは授業の一環として、3人1組で好きな場所に職場体験をすることになり、ボルトはシカダイとミツキと3人で、日中でも堂々とゴースト探しのために外を歩き回ることが出来る郵便局を選びました。
しかし、郵便配達の仕事をしながら町中を回っているものの、なかなかゴーストに憑りつかれている人は見つかりません。
そんな時、町の公園でゴーストが出たという話を聞きつけたボルトたちは、急いで現場に向かいました。
ところが、着いた頃にはもう現場は閑散としていて、調査など全てが終わった後だったのです。
ゴースト事件の犯人は木遁使い⁉
昼間の公園でのゴースト事件に駆けつけ調査していた山中サイは、火影であるナルトに報告へ向かいます。
山中サイは山中いのの夫であり、いのじんの父親。現在は火影直轄の暗部の忍としてナルトをサポートしている。戦争孤児として志村タンゾウに拾われ、暗部の”根”で過ごしてきたため、本名も家族も不明。
火影の部屋を訪れるとそこにはシカダイもおり、サイは今日のゴースト事件について報告します。
暗部出身のサイの調査によれば、
- 禁じられたテクノロジーである柱間細胞が関係している
- かつて暗部の中には、極秘に組織された”根”があり、柱間細胞を研究するチームがあった
- 根の極秘チームは柱間細胞を使い、人のチャクラを奪い取るシステムを研究していた
- その研究の目的は、殺人ではなく、チャクラの収集
- チャクラの収集の理由は不明だが、極秘チームが取り組んでいたのは軍用兵器だった
- 公園には木遁を使った形跡が残されていた
※暗部や柱間細胞などについては次項で詳しく紹介しています。
これらのことから、”根”はダンゾウの死と共に解散されたはずのため、何者かが柱間細胞を使って、チャクラの収集をしているのでは?と結論付けました。
ナルトはダンゾウの残党が残っている可能性も踏まえて、早急に調査を進めることにしたのです。
極秘組織の”根”とは
根の創始者は志村ダンゾウ
忍の闇の代名詞的存在であった志村ダンゾウが、木の葉の暗部養成部門として極秘に組織した”根”。
ダンゾウは火影とは違う立場として、”影から木の葉を守る”という強い意志を持っており、人一倍木の葉里にかける断固とした思いを持っていました。
しかし、武闘派故にそのための手段は選ばず、非情な作戦や部下の命までも犠牲にすることもいとわないのです。
同じ木ノ葉の者にまで冷酷非情な野心家と危険視されるも、木の葉や忍の世界を守る信念だけは絶対に曲げようとしませんでした。
”根”の出身者には、スミレの父である信楽タヌキや、いのじんの父親であるサイ、少年時代のナルトの所属する七班の担当上忍を務めたヤマトがいます。
タヌキは抜け忍、サイは戦争孤児で志村ダンゾウに拾われ、”根”の構成員となりました。
構成員は感情を無くして任務を行うこと教え込まれ、”根”の卒業試験では仲間同士で殺し合いをする習慣があります。
また構成員は、拷問を受けた際に余計なことを外部に漏らさぬよう、舌に呪印を施されており、もし話せば死ぬというものでした。
スミレ(委員長)の父・信楽タヌキ
※この先、完全ネタバレを含むため閲覧にはご注意ください。
スミレの父である信楽タヌキは、”根”の出身者でダンゾウの部下であり、柱間細胞を利用した禁術の”牛頭天王”の開発にも携わっていました。
しかし、ダンゾウの死後”根”の出身ということで犯罪者扱いを受けたタヌキは、周囲の目から逃れるため、妻とスミレを連れて地下に潜伏しながら、”牛頭天王”の研究を続けていたのです。
なぜなら、タヌキはダンゾウの武闘派路線とは正反対の平和路線に向かう木の葉を恨み、田里への侵攻用の”牛頭天王”で復讐を目論んでいたからでした。
ところが、タヌキは自身の余命が少ないとわかると、スミレの背中に完成した”牛頭天王”の印を刻み付け、木の葉への復讐を託したのです。
柱間細胞や木遁の関係
*柱間細胞とは、木の葉隠れの里の創始者で、初代火影の千手柱間(せんじゅ はしらま)の細胞のこと。
”最強の忍”の名称を持つ柱間は、【NARUTO】(1999)に登場した最強とされる人物。
異常な回復力や封印能力に加えて、これらの能力を底上げできる仙術も操ります。
そんな柱間の亡骸を転用したい者が狙わないはずもなく、柱間の死後には亡骸から遺伝子情報を取り出した大蛇丸が、後にダンゾウに柱間の細胞を提供しています。
*柱間細胞を移植したタンゾウやヤマトの場合、柱間の血継限界である木遁が使えるようになりました。
そんな驚異的な生命エネルギーの塊である柱間の細胞故に、移植しても必ず上手くいくとは限らず、暴走した木遁に取り込まれてしまうリスクもあるのです。
しかし、柱間細胞の力や恩恵を受けている者も多く存在しており、ナルトやサスケもそうでした。
柱間細胞は上手く使えば、様々な恩恵が受けられるようになり、成功した場合に木遁が使えるようになります。
【BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-】アニメ9話・10話の感想
ついに、ボルトにだけ見えていた”謎の影”にゴーストと名が付きました。
そして、ナルトたちもゴーストの真相に近づきつつあり、この先どうやって事件を解決していくのか気になるところ。
また、ナルトの先を越したいと考えるボルトが、ゴースト事件を解決できるのかにも注目していきたいです!