【BORUTO-ボルト–NARUTO NEXT GENERATIONS-】漫画18巻ネタバレ解説と考察。十尾の生贄として成熟したボルトや強大な力を手にしたカワキの問題に直面するシカマルの元にコードが現れ、ついにはエイダとデイモンも連れ出して力の制限の解除を迫ります。ところが、次第にコードとエイダら姉弟の間には溝が生まれ始めていました。
【BORUTO-ボルト–NARUTO NEXT GENERATIONS-】漫画18巻あらすじ
木ノ葉の里。
カワキのおかげで何とか木ノ葉の里へと戻れたボルトたちは、それぞれが治療や今後の対応に追われていました。
ボルトとカワキは治療を受けるも特に問題はなく、ナルトとシカマルはコードはもちろんのこと、今や大筒木をも凌駕するほどの力を宿したカワキの問題に直面していました。
そんな矢先、シカマルがアマドにカワキの楔について聞き出していたところ、突如としてコードが現れます。
コードは以前の戦闘中にシカマルの首に爪痕を残しており、アマドとシカマルが2人きりという警備が手薄な瞬間を狙ってやって来たのです。
大筒木の意志を継いで神樹を植えることを目的とするコードとはいえ、カワキが自身を圧倒するほどの力を持ってしまった今や、力の制限の解除が最優先でした。
最初こそコードの勢いに押されていたシカマルですが、いのの心伝身の術で心の声を繋いでアマドとの意思疎通を図ったり、影縛りの術でコードを拘束するなど果敢に応戦します。
しかし、コードが爪痕からエイダとデイモンを引き出したことで状況は一変します。
エイダの”人の心を奪う”能力は肉親と大筒木以外の全ての者に発動するため、どんなに意志の強いシカマルでさえも抗うことはできませんでした。
そんな絶望的な状況下でシカマルは、エイダに木ノ葉の里の仲間になるよう驚きの提案を持ち掛けます。
カワキの新しい楔の能力と存在意義
カワキの新しい楔の能力
一度は完全に取り除かれたカワキの楔ですが、実はアマドによって復元されていたことがBORUTO17巻65話にて判明しました。
カワキの新しい楔の能力は、以下の通りです。
- 大筒木イッシキの固有能力(大黒天や少名毘古那)が使える
- 今後さらに力を増す
しかもカワキは既にイッシキの能力を使いこなしており、持ち前のセンスも高いことから確実にパワーアップしたと考えて良さそうです。
それどころか、楔を宿したアマド曰くカワキの力は今後さらに強くなるとのことなので、そうなればカワキそのものが世界を揺るがすほどの脅威となること間違いないでしょう。
カワキの新しい楔の存在意義
アマドはカワキの新しい楔に関してはあくまで自分は新しい楔を仕込んでおいただけであり、本当に楔を復元させるかどうかはカワキ自身の意志に託されていたと説明しています。
事実、カワキは楔を毛嫌いする反面、強大な力を欲していたことをBORUTO18巻70話で認めています。
とはいえ、カワキの楔が復元されてしまった以上、その発動条件が本当だったのかについては調べる由もありません。
カワキからすれば、求めていた強大な力を手にして満足かもしれませんが、これでは再びカワキが誰かに利用される可能性が出てきます。
もう既にカワキの力は殻最強と謳われるコードを圧倒するほどのものですし、今後さらに力を増すとなればその力欲しさに接触してくる者が出てきてもおかしくはないでしょう。
また、もし仮にカワキが最強の力を持ったとしても、それ故に自分ではない周囲の大切な者たちを手玉に取られる可能性も高まります。
いずれにせよ、頑固者のカワキがここまで強大な力を手にして今後間違った使い方をしないよう願いたいです。
アマドの目的
そもそもアマドは何のためにカワキに新しい楔を宿したのかについては、疑問が残ります。
しかも気になるのが、新しい楔にはこれまで以上に強大な力を宿していること。
ただ単にカワキの強大な力が欲しいとの望みを叶えるだけならば、これまでと同様のレベルの楔を宿せばいいはずで、わざわざ過去を上回るほどの楔を宿す必要はないでしょう。
そうなると、カワキの新しい楔はアマド自身のためであり、決してカワキのためではないと推測することができます。
何故アマドがそこまで強大な力を欲するのかについては現時点ではまだ判明していないものの、アマドは今後起こる展開を予想しているのか、はたまた絶対に成し遂げたい目的があるかもしれません。
何よりアマドについてはまだ謎が多く、詳しい生い立ちや人物像も明かされていないので、今後カワキが利用されるようなことが起きないか心配です。
【BORUTO-ボルト–NARUTO NEXT GENERATIONS-】次巻(19巻)の発売日は?
現在発売されているVジャンプに連載されているのは第72話。
【BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-】の単行本は、いつも4話ずつ収録されているので、恐らく次巻は第72話~第75話までかと思われます。
そして、その次巻(19巻)の発売日は2023年2月3日です。
最新話(第72話)までのネタバレ
木ノ葉の里では、カワキがかつてとは比べ物にならないほど強大な力を手にしたり、ボルトが十尾の生贄として成熟してしまうなど多くの問題に直面していました。
そんな中、シカマルの元にアマドから緊急の電話が入り、後3〜4日で木ノ葉の里に戻るとの報告を受けます。
どうやらアマドはコードの力の制限の解除こそ拒めなかったものの、代わりにエイダとデイモンを味方につけたようでした。
シカマルは事態の急変を受け、ナルトとカワキを含めた第七班の招集をかけます。
しかしボルトの前に姿を現した大筒木モモシキは、ボルトが間もなく全てを失うことに加え、この世界から逃げ出したくなるほどの絶望を味わうことを告げるのでした。
その一方で、コードは厳重に保管される十尾の元を訪れると、爪痕を使って大きずぎる十尾を扱いやすいサイズに調整していました。