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「青の祓魔師」漫画31巻ネタバレ考察。四大騎士の最期

青の祓魔師 漫画
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「青の祓魔師」漫画31巻ネタバレ考察。祓魔師たちは四大騎士のルーイン・ライトの作戦に則り、サタンの心臓を破壊か封印すべく動き出しました。霧隠シュラとオセオラ・レッドアームが大門前の敵の相手をし、その隙に燐たちが迷路の入口を探します。ところが、シュラとオセオラが相手をするのは、火の王イブリースの眷属アスモデウスとアモンという強敵で、2人は苦戦を強いられます。

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霧隠シュラvsアスモデウス

青の祓魔師,31巻

祓魔師(エクソシスト)らは、四大騎士(アークナイト)のルーイン・ライト(ライトニング)の作戦に則り、サタンの心臓を破壊か封印すべく動き出します。祓魔師らはA〜Fの6班に分けられ、それぞれが円状に囲まれた城壁の中央の巨塔にあるサタンの心臓を破壊するために役割を分担します。

C班〜E班が3つの塔脚(ブリッジ)にある謎の灯台(モニュメント)を破壊し、それにより落下したサタンの心臓をB班が破壊するという作戦です。A班は、B班が迷路に侵入できるよう大門前で敵と交戦します。

オセオラ・レッドアームと霧隠シュラがA班に、イゴール・ネイガウスとメフィスト・フェレス(時の王サマエル)、斎王しえみと神木出雲、燐と雪男がB班に配属されました。早速、A班は大門前で火の王イブリースの眷属(けんぞく)アスモデウスとアモンに遭遇します。オセオラがアモン、シュラがアスモデウスの相手となり、その隙にB班を大門前に行かせます。

シュラの相手の色欲王アスモデウスは、人間を甚振(いたぶ)ることで生きてる実感を疑似体験して喜びを感じる奇人でした。それというのも、アスモデウスは八侯王(バール)と違って憑依体の代替品もすぐ見つかるため、生きている実感がないのです。

アスモデウスはシュラから攻撃を喰らえば喰らうほど喜び、更なる強い痛みを求めます。ついにはオセオラの攻撃により出現した溝に落ちそうになったシュラの足を掴み、墜死も好みなのだとシュラを道連れにしようとしました。

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オセオラ・レッドアームvsアモン

青の祓魔師,31巻

オセオラは神鷹装(カレタカ・ワウケオン)を右腕に宿し、太陽王(ラー)を名乗るアモンと互角の戦いを繰り広げます。しかし、オセオラがアモンの指輪を傷つけてしまったことで逆鱗に触れ、アモンに転生(リセット)を決意させてしまいます。

アモンの転生とは自爆のことで、アモンの心臓を壊すと約600秒後に半径10キロが消し飛ぶというものでした。転生というだけあってアモンの心臓は休眠したら転生するうえ、憑依体の代えもすでに確保済みのようです。

アモンは怒り任せにオセオラを踏み続け、とうとうオセオラは起き上がれなくなってしまいました。息も絶え絶えのオセオラは、無線から聞こえるライトニングの声に過去を重ねます。

それは家族を失って自暴自棄に陥っていたオセオラにとって、ライトニングとの出会いは自分がどう死ぬかを定めてくれたというものでした。オセオラとライトニングの出会いは事件現場で、ライトニングは住民4人と大人7人が殺害された現場の唯一の生存者でした。

ライトニングは悪魔崇拝のような独自のカルトを形成していた一家に育てられ、長期間に渡り監禁と虐待をされていたようです。すぐにオセオラはライトニングを救助しようとしますが、ライトニングはオセオラが祓魔師だと気づくと敵とみなし、氣の王アザゼルを召喚します。

力を使い果たして眠るライトニングを見つめるオセオラは、彼を危険な子供だと理解しつつもどうしても放っておけず、自ら引き取り我が子のように育てました。こうしてオセオラの生活は一変したものの、ライトニングの存在はオセオラがずっと探し求めていた死に方を定めてくれたのでした。

青の祓魔師,31巻

目を覚ましたオセオラは、ポケットに潜ませていたお手製のチョコバーを食べて詠唱を始めます。すると、みるみるうちにオセオラの体は巨大化し、四肢以外は真っ黒に染まりました。

オセオラが食べたチョコバーには鬨剤(ウォークライ)という成分が含まれており、これは一時的に悪魔を肉体に強制憑依させる秘術です。ただ、これは現在の騎士団法では禁止されており、鬨剤を使った者は人間性を失い必ず死亡するというものでした。

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迷路の中へ

青の祓魔師,31巻

シュラとオセオラのおかげで何とか迷路の入口を探し当てた燐たちB班は、ついに迷路の中へと入ります。そこは、祓魔塾の前身であるアサイラムを再現したようで、あちこちに道が分岐していました。

アサイラムとは、16年前の青い夜に解体された祓魔師養成寄宿舎のこと。燐たちの育ての親の藤本獅郎(しろう)や、聖騎士(パラディン)のアーサー・A・エンジェルを輩出したが、青い夜の爆心地となり封鎖された後に祓魔塾へと改修された。

そこでネイガウスは使い魔を使い、全ての分岐を偵察させます。すると、近くでネイガウスを見守っていたしえみは、少し開いた扉からこちらを覗く人の顔のようなものを見つけました。

しえみはすぐさま隣にいた出雲にそのことを伝えるも、出雲が扉の方を向いた時には誰もいませんでした。

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