【BORUTO-ボルト–NARUTO NEXT GENERATIONS-】アニメ164話ネタバレ。ついに柱間細胞の強奪犯である霞の国の忍の1人、ユウガに追いついたボルトたち。
ところが、5人もの忍を前にしても焦る様子も見せないユウガは、霞の国の禁術を使ってボルトたちを結界へと閉じ込めてしまいます。その一方で、ディーパと戦うオモイは正念場を迎えていました。
【BORUTO-ボルト–NARUTO NEXT GENERATIONS-】アニメ164話
ボルトたちを待ち構えていた霞の忍の1人ユウガは、忍5人を目前にしても顔色ひとつ変えず”霞忍法・禁術蜉蝣一期(かげろういちご)”を繰り出します。
その瞬間、ユウガの体には黄緑色の呪印のようなものが浮き上がり、背後に黒い影が現れました。
そしてユウガが「黄泉へと誘う者よ、我の願いを……」と言うと、ユウガは消えて赤い球となり、その黒い影に食べられてしまいました。
するとその黒い影が実体化し、辺り一面には結界が張られてしまいます。
ボルトたちに襲い掛かるそのバケモノはチャクラを吸い取るため、うかつに近づくこともできません。
さらにそのバケモノは、吸い取ったチャクラで自分を回復することも可能でスピードもあるため、ボルトたちは苦戦を強いられました。
隙を見てバケモノから離れ、結界の解除を試みることにしたムギノと木ノ葉丸は、あと少しで結界が破れるというところで異変に気付いたバケモノが現れ、交戦することに。
チャクラに余裕があるムギノがバケモノを押さえ、そこへ木ノ葉丸とボルトが螺旋丸を打ち込み、バケモノを消滅させました。
ムギノは少しチャクラを消耗したものの無事で、これ以上柱間細胞を持つヒルガとアサカから離されるわけにはいかないと、先を急いだのです。
*
オモイたちは、ディーパにギリギリの状態まで追い込まれていました。
オモイをディーパの手玉に取られ、柱間細胞の在り処を言うよう迫られるマルイとカクイ。
そんな状況でもオモイは屈せず、自らの命を懸けてでも柱間細胞を守る覚悟から、決してディーパには在り処を教えないようマルイとカクイに命じます。
しかし、オモイの姿についに我慢ならなかったマルイは、霞の国の忍が柱間細胞を持っているとを口にしてしまいます。
一通り話を聞いたディーパは、手袋をした腕をマルイとカクイの背後に突き刺して殺してしまいました。
そして「約束だからな、お前の命だけは助けてやる」と言い残し、その場を後にしたのです。
ユウガの禁術は屍鬼封尽(しきふうじん)⁉
ユウガの使った”蜉蝣一期(かげろういちご)”という禁術。
恐らくこれは、屍鬼封尽(しきふうじん)に近い術なのではないかと思われます。
魂の封印に成功した術者の体には文様が浮かび上がり、魂を抜かれた者は命を落とすというもの。
さらに、屍鬼封尽を使って死神が魂を引きずり出す力は、術者の体力に左右される傾向にあり、術者が体力を消耗している場合は相手の魂を完全に封印することができないことも。
【NARUTO】(2002)では、三代目火影の猿飛ヒルゼンが初めて使用しており、第四次忍界大戦での大蛇丸の発言から屍鬼封尽を解除する方法があると判明しました。
このように、屍鬼封尽の場合は他者に対して使用する術ですが、ユウガの禁術は自分に使っている点が唯一異なりました。
しかし、「黄泉へと誘う者」との発言からも人知を超えた者であることは明白です。
恐らくユウガの場合は封印術ではなく、自分を強化するような術なのでしょう。
ユウガの蜉蝣一期も屍鬼封尽と同じく術者の体力に左右される傾向があるのだとすれば、ユウガが意外とあっけなく倒れたのも納得がいきます。
また、次回予告でボルトたちが出くわしたヒルガの体に黒い文様が浮かび上がっていたことから、恐らくヒルガも同じように自らの命と引き換えの術を使うのではないかと考えられます。
それどころか163話でのユウガたちの会話では、命懸けでも使命を果たすとあったことから、自らの命と引き換えにする禁術を使える4兄弟なのではないかと推測できるでしょう。
【BORUTO-ボルト–NARUTO NEXT GENERATIONS-】アニメ164話の感想
ボルトたちの前に現れたユウガの禁術が、自らの命と引き換えの禁術とは驚きました。
その様子は屍鬼封尽にとても似ていましたが、自分自身に術をかけるパターンは初めて見るものでした。
ユウガのことは倒せたボルトたちですが、次に待ち受けるヒルガも同じように文様が浮かび上がっているのが気になります。
また、オモイたちとの戦闘を終えたディーパも柱間細胞を求めて霞の国の忍を追いかけているので、そろそろボルトたちもディーパとの戦闘を避けられなさそうです。