【薬屋のひとりごと】最新34話ネタバレ。
小説家になろうで話題になった作品で、ミステリー好きにも人気の漫画です。
展開なども面白く、登場人物たちも魅力的な作品になっています。
後宮で繰り広げられるミステリーとラブストーリーを是非チェックしてみてください。
【薬屋のひとりごと】作品情報
▽作品名
薬屋のひとりごと
▽原作者・作画
日向夏・ねこクラゲ
▽出版社
小説家になろう スクウェア・エニックス
▽掲載誌
月刊ビッグガンガン
【薬屋のひとりごと】あらすじ
人攫いに誘拐され、後宮へと売られた猫猫は下女として働いていました。
後宮に売られる前は、花街で義父の営む薬屋で育ち遊郭の仕事などを手伝っていた猫猫。
※宦官は、男性として大事なモノを失った者たちのこと。
薬師として働く猫猫は、一緒に働いている小蘭から世継ぎの赤子たちが次々と死んでいることを知ります。
3人の乳児が亡くなり、現在では梨花妃の息子と玉葉妃の娘だけだけでした。
その2人の子供たちも弱っていると聞いた猫猫は、興味を持ち様子を見に行くことに。
”死”の原因がわかった猫猫は、玉葉妃と梨花妃の部屋に文を置いて去っていきました。
しかし、梨花妃の息子は助からず彼女はショックのあまり憔悴してしまいます。
一方で、宦官の壬氏に下女たちが集められ「そこのソバカス女 お前は居残りだ」と紙に書いてみんなに見せました。
教養のない下女の中で文字が読めるのは猫猫だけだったのです。
気づいて逃げようとした猫猫でしたが、壬氏に捕まり玉葉妃の元へ連れて行かれてしまいます。
部屋で待っていた玉葉妃は、頭を下げて娘の命を救ってくれたことを猫猫に感謝しました。
しらばっくれようとした猫猫でしたが、逃げられないと判断し化粧に使っている白粉の成分に毒が入っていると明かします。
元は薬屋だと猫猫が話すと、玉葉妃から自分の侍女になって欲しいと言われました。
他者から命を狙われることも多い寵妃という立場の玉葉妃は、薬学に精通している猫猫を毒味係にしたのです。
猫猫は、薬学の研究と称して毒を自分の体で試す研究バカだった為、大喜び。
壬氏は、猫猫の薬学に精通している点や自分の色目が通用しない点を気に入ります。
そして、猫猫は次第に後宮で起こる事件を捜査するようになり……。
薬屋のひとりごと34話までのあらすじ
阿多妃と壬氏
壬氏は、猫猫に阿多妃が暮らす柘榴宮に潜入するように指示しました。
侍女頭の風明に仕事を教わった猫猫は、そこで自分の義父が後宮で働いていたことを知ります。
他にも帝が皇帝になる前に彼との間に阿多妃が子供を産んでいたことや、その子供が乳児の時に死んでいたことに気づきました。
風明は、心から阿多妃を尊敬し忠誠を誓っていて子供の乳母として尽くしていたのです。
しかし、抵抗力の弱い乳児には蜂蜜が時として毒になる事を知らず、彼女の子供を死に至らしめてしまいました。
その後、阿多妃に懐いていた幼い寵妃の里樹妃が蜂蜜にアレルギーがあることを知り、彼女に気づかれる可能性があると考え、里樹妃の命を狙ったことがあると明かしたのです。
極刑を免れることはできないと判断した猫猫は、風明に自首して里樹妃を殺そうとした罪だけを明かすように助言します。
壬氏は、猫猫が勝手に動いたことに気づきながらも言及せず、褒美として酒を渡しました。
塀に上って酒を飲んでいた猫猫の元へ、もうすぐ後宮を去る予定の阿多妃が。
猫猫と気さくに話し、後宮に未練はないと言って去っていった阿多妃を見送りました。
塀を降りた猫猫は、下で酔っぱらっている壬氏に抱きしめられ「戻ってきたと思ったら、すっきりしたから帰れと追い出された」と呟きます。
彼が泣いているのに気づいた猫猫は、しばらくそのまま壬氏が泣き終わるのを待ちました。
新しい職場
後宮では、大量解雇が行われることになり猫猫も対象になってしまいます。
壬氏は彼女を引き留めたいと思っていましたが、猫猫は売られて後宮で働いていたので出て行きたいと望んでいると勘違いし、解雇したのです。
花街に戻された猫猫は、妓女として宴会の席に参加することに。
すると、そこに猫猫を解雇し落ち込んでいた壬氏の姿があったのです。
壬氏は、猫猫の姿を見つけ大喜びし彼女に客を取らせない為にも「俺が買ってやろうか?」と尋ねます。
猫猫は、後宮で再び働けると思い喜んで提案に乗りました。
壬氏は、自分の考えと猫猫の考えが違うことに気づきましたが、彼女を後宮へ戻す為に大量の金を支払い、自分の直属の下女にすることにしたのです。
羅漢という男
猫猫が壬氏の元で働くようになると、彼の元へ軍師の羅漢が度々訪ねてくるようになりました。
壬氏は、何を考えているかわからない羅漢のことが苦手でしたが、彼が軍師という事もあり無下にできなかったのです。
羅漢は、元々猫猫の働いていた妓楼の馴染みの客で、頭がよく身を売らない遊女に恋をしていたことを明かしました。
見受け金を用意できなかった羅漢は、彼女の希少価値を下げたと語り、方法は教えないと不敵な笑みを浮かべます。
そして羅漢は、事件の解決が得意な猫猫の存在を知っていて、壬氏に調べ物をしてほしいと去っていきます。
いつも通り謎を解決した猫猫に、壬氏は羅漢が言っていた遊女の価値を下げる方法を聞きました。
猫猫は一瞬固まり、身を売らない遊女が誰かと結ばれただけでなく、子供を授かったとなれば価値は無くなると明かします。
そのことを知った壬氏は、羅漢に事件の報告した後に遊女の価値を下げる方法を知ったと軽蔑しながら言いました。
すると羅漢は、不敵な笑みを浮かべながら「昔と同じ失敗をする気はない。娘を諦める気はないのでね」と去っていったのです。
※羅漢が恋をした遊女は、猫猫の母親。猫猫は、羅漢の娘だった。
【薬屋のひとりごと】34話ネタバレ
壬氏の悩み
猫猫が、祭事をしていた壬氏を救うことができましたが、彼女は足を怪我してしまいます。
身を挺して壬氏を助けた猫猫のおかげで、大ごとにはならず内密に犯人を探すことになりました。
猫猫は、薬学に詳しい侍女の翠苓という人物が犯人たちに協力したと突き止めましたが、彼女は既に逃げた後だったのです。
事件や羅漢のことで猫猫を心配し、頭を悩ませていると壬氏のお付きの高順が薬を持って来ました。
その薬は、後宮に入る為に飲むモノで男性としての機能を一時的に失くす。
※壬氏と高順は、宦官ではなかった。
壬氏という男
後宮が現在の帝になった5年前に、宦官となった24歳の男が壬氏。
しかし、彼の本当の年齢は19歳だったのです。
高順は、元々壬氏の教育係で子供の頃から彼の側に付いていた人物で、37歳で子供が3人孫がひとり居ます。
薬の効果で本当に壬氏が不能になるのではないかと心配する高順は、早く孫を抱かせて欲しいと溜息をつきながら言いました。
壬氏は、努力すると高順に応えます。
再び後宮へ
猫猫は、壬氏の指示で遊女たちの知識を寵妃たちに伝授しました。
すると、その後すぐに玉葉妃に妊娠の可能性があることが発覚します。
娘を授かった時も玉葉妃は、2度毒殺未遂にあっているので、壬氏は猫猫を再び彼女の侍女にすることにしたのです。
壬氏は、羅漢がいつ猫猫に接触するかわからないと考えていたので、後宮に一刻も早く迎えと指示をしました。
※羅漢は、宦官ではないので後宮に入ることはできない。
薬屋のひとりごとの考察
死んだとされている阿多妃の息子は、出産時に息子が取り違えられ育てられた可能性が高いです。
壬氏が酔った回想のシーンでも、阿多妃と同じ服を着た人物が描かれているだけでなく、猫猫も2人が似ていると感じていました。
他にも、特別な行事の祭事は帝に近い位の高い人物のみが行えるということ。
その場にいたのは壬氏で、彼は宦官でもなかったことから、帝と阿多妃の息子だと考えられます。
【薬屋のひとりごと】最新話34話ネタバレまとめ
【薬屋のひとりごと】の大まかなあらすじと最新話のネタバレなどを紹介していきました。
2020年4月現在、6巻まで販売されていて、アニメ化なども期待されている作品です。
壬氏については謎が深まっていく一方なので、次回からも目が離せません。